その日、グレ美と別れるまでの最後の時間 ~いつものように、ふつうに

2012.05.22.Tue
いつもの朝

寝室から出ると、いつものようにリビングから待ってましたとばかりに

みんにゃと共に走ってくるグレ美 (うちでのグレイスの呼び名)





「だっちゅ、起きた起きた、早くごはんちょうだい!」

朝陽のあたる廊下を私をめがけて嬉しそうに笑顔いっぱいに集まってくるみんにゃ。

「さぁー、たべるぞ~」と言わんばかりに爪とぎでガリガリする子

大きな背伸びをする子

トイレに駆け込む子

とにかく寝室のドアが開いたのが、とても嬉しいいつものにゃんずの光景







みんにゃと一緒にいつものカリカリをほおばるグレ美

グルーミングをソソクサと終えて

魚の焼けるニオイを、いつものようにキッチンカウンターから覗いてるグレ美

食卓に並んだ卵料理のおこぼれを貰うのを、いつものように待っているグレ美

グレ美はいつも美味しい物を見つめていた、くいしんぼうさん。

くいしんぼう、というよりは旨い物を知っている賢いグレ美




うちは躾をシッカリしないから、危険じゃない場所であればどこでも出入り自由に育ちました

例えば食卓やキッチン台でも危なくなく、不衛生にならない時であれば横にいても構わない

親の顔が見たいと世間ではいわれる不出来だけど、うちではふつうのみんにゃの姿です。



食べる事に目のないグレ美はいつも食事中は横にチョコンといました。

グレ美に云わせれば

「食卓にいっぱいいたほうが楽しくていいでしょ、だから横にいてあげてるのよ」

なんて、生意気な事を言っていたかのようなグレ美の姿

本当はおこぼれ頂くまでは動きませんよ、の食いしん坊グレ美

それでも、たまには待ちくたびれてコックリ、コックリと船こいでる時がありました。







出勤の主人を玄関でお見送りして、

「だっちゅ、今日はなにするの?」と、聴いていそうな大きな目をしながら後を追ってくる

いつものように、まずはジャラシでみんにゃと大はしゃぎ。




掃除しながら、行き違うにゃんずと話しながら、頭をなでたり抱っこしたり、

みんにゃと遊びながらの家事をいつものようにこなしてゆく

こなしてゆく、なんて格好いい言葉だけど

考えずにいつものように、いつもの事をしているだけ





超寒がりの私が、まだ終わずにいる炬燵布団

掃除の時にテーブルにあげている炬燵布団の上にチャッカリ座っているグレ美

「そろそろ炬燵終ったら?」っていう目を向けるシッカリもののグレ美

私がベランダに出ていると網戸越しに見つめているにゃんず、

その中でテレビ台の上にチョコンとお座りして、こちらを見ているのはいつものグレ美の姿






窓越しに遊びに来る鳥や虫を見ながら楽しんでるにゃんずの後ろ姿をみながら




静かに穏やかに流れていく、




いつもと同じ、




変らない朝の時間











先の時間

日、あらためます。

ごめんなさい。



今の胸の内側はグレ美の事を思い出したくないし、考えたくありません。

でも、

グレ美の残した毛や肉球の足あと、挙句はトイレに残したモノまでも這いつくばって探してる

相矛盾した私がいます。








涙が渇く間もなく・・・・・







皆様に気のきいた、お返しの言葉もみつかりません。
ごめんなさい。
コメント欄、閉じております。